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毛髪分析で がん検診

髪の毛でがん検診 スプリング8で実証へ 

 兵庫県とたつの市、ひょうご科学技術協会は本年度から、同県佐用町の大型放射光施設スプリング8を使い、毛髪でがんを検査する新技術の実証事業を 始める。スプリング8の放射光で毛髪のカルシウム濃度を調べると、がんの兆候が分かるといい、今月下旬からたつの市民千人程度の毛髪を調べて技術を検証す る。この技術が確立すれば、がん検診の大幅な簡素化につながるという。

 県先端科学技術支援センターの千川純一所長(80)=姫路市=の研究成果を基に実施する。千川所長は元日本放射光学会会長でスプリング8の設計にかかわった。結晶構造が専門のため、医師らが実証に協力し、たつの市はPRを担当する。

 カルシウムは細胞内の情報を伝達する役割があり、千川所長はカルシウム濃度とがんとの関連に着目。2002年から研究に取り組み、約50人の患者の分析から、がん発生時には細胞内のカルシウム濃度が高いことが分かったという。

 毛髪は毛根の細胞から成長するため、毛の根から先端までのカルシウム濃度の変化に、細胞内での変化が反映される。スプリング8を使えば微細な変化を測定できるため、濃度が高くなった時期などが分かるという。

 研究を実証するため、07年からたつの市内の企業の協力で、従業員約400人の毛髪を調べた。濃度の高い人は50歳以上で約3割おり、うち1人からがんが見つかった。

  さらに検査対象を広げるため、たつの市の乳がん検診時に毛髪の提供を呼び掛ける。毛髪の分析結果とがん検診の結果を照合。カルシウム濃度とがん発生のメカ ニズムなどを解明する。千川所長は「毛髪なら体への負担もない。技術が実証できれば、カルシウム濃度が低い人はがん検診が不要になる」と話している。

2011年5月10日 神戸新聞
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